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執筆者の写真DAF

『美容室DAF茅ケ崎』いつものカラーにハイライトを入れてみよう!

更新日:2019年12月25日


どうも〜!

美容室DAF茅ケ崎の店主兼、スタイリストをしてますダイスケです。

ちょっと前に書いたブログから抜粋しまして、今回はハイライト(メッシュ)について書いていこうと思います。

ハイライトと書いてますが、3Dカラーとかデザインカラーとか実際は色んな言い方をします。

このブログではハイライトと呼びます。

ハイライトを入れるとどうなるか?みなさん知ってますか?

簡単に言うと良い感じになりますw

ハイライトを入れる事で縦方向に筋状に色味や明るさの違いを生むことにより、ヘアースタイルに立体感を持たせたり、印象を操作する事ができます。

多くの方が白髪染めでも、おしゃれ染めでも単色で染めるだけだと思います。

1つの色で髪を塗り潰してるのでこれでは立体感などは生まれません。

色味や明るさの濃淡がないと、のぺっとしてしまいます。

そこでよりヘアースタイルのデザイン性を上げるために使う手法がハイライトなんです。

ちなみに外国人のブロンドヘアーってほとんどの人がナチュラルブロンドじゃないって知ってました?

僕も白人=ブロンドって思っていたのですが、海外で美容師をしていた時に違うことを知りました。

白人のブロンドを作るときはブリーチを使って脱色をしてるのですが、ブリーチで全体を塗ることはしません。

全体をべタっと塗ってしまうとやはり髪全てが同じ明るさになってしまい、あんまし良い感じになりません。

そこで毎回筋状にブリーチを塗布して作っていきます。

そうすることであえて色むらを作り立体的があり、そしてデザイン性の高いブロンドヘアーを作ります。

そして更に最後にシルバーブロンドやオリーブブロンドやゴールドブロンドなどの色味を入れて完成させます。

最近では外国人風ヘアーなんて呼ばれたりするカラーが流行ってますが、本当に外国人の様な透明感のあるカラーの色を出すには普通に染めるのではなく、ダブルカラーをする必要があります。

ですが全体をダブルカラーをすると髪への負担がもの凄く大きくなってしまうので、ハイライトを入れる事で髪への負担の掛かる毛量が減ラス事も出来て、透明感も立体感も普通に染める以上の仕上がりになります。

ダブルカラーの様な透明感もそして立体感も同時に再現する事が出来るので、とってもおしゃれな感じになるのがハイライトな訳です。

文だと説明難しいので是非自分でもネットなどで調べてみて下さい。

技術的な事は美容師さんに任せて気にいった画像を数枚用意して、担当の美容師さんに見せるのが話が早いです。

インスタで#ハイライトで検索すれば恐ろしいほどの数がヒットします。

百聞は一見に如かずってやつです。

「画像見ろ」で終わってしまってはブログの意味がないので、この前お客様にハイライトをした時の事を書きます。

今回モデルになってくれた方は髪が細く、そしてとっても痛み易い毛質!そしてチリッとしたクセを持つ髪が特徴の方です。

今回はベーシックなブリーチをしてからヘアダイで色を入れる2つのプロセスで染める方法で施述しました。

美容室DAF茅ケ崎 ブログ

まず最初にブリーチで脱色をしていきます。

ハイライトの場合、塗るのに結構時間がかかります。

手早く薬剤を塗布しないと髪へのダメージにつながるので、ダッシュで塗った結果がこの仕事の結果です。

本当は写真を撮るならもっと綺麗にホイルをビシッと綺麗に並べたかったのですが・・・・。

まあ言い訳ですね・・・w

超早く、そして綺麗なホイルワークでできる様に努力します。

そして写真を色々と撮りたかったのですが仕事に集中しすぎて忘れてしまったので、ハイライトの幅は細めにとってあります。

そして量はそんなにたくさんは入れていません。

いっぱい入れると髪の色が退色してくると髪の色が明るくなり過ぎてしまうし、ちょっと雰囲気が若くなり過ぎになってしまいます。

このモデルになってくれたお客様は、お子様もいる奥様なので雰囲気よく仕上げるのが目標です。

そしていくら良い感じの色に染まってもダメージを髪へ残しては意味がありません。

上記した様に髪質的に過度に負担を掛けると、より髪がパサパサになって、クセも酷くなって、艶も無くなって、そしてまとまらなくなって、褪色も早くなって・・・・・・・

そうです何も良い事がありません!

特に髪がは細く傷みやすそうな人は要注意です。

だからちょっと特別な薬剤を使ってブリーチを行いました!

オラプレックス

こんな感じに如何にも薬って感じの商品です。

以前もこの商品について書いたのですが『オラプレックス』って言います。

(以前の記事はこちらです。)

このオラプレックスは超高級な薬剤なんです!

買う時に本当に迷いに迷ったのですがオラプレックスにしか出来ない効果があり、その効果が髪の強度を高める事が出来ると言うものなんですね。

髪の強度を高めると痛みによってチリチリになったりする事を防ぐ効果などもあるのですが、ブリーチや縮毛矯正などの特に髪にダメージを与えてしまうメニューでも、大幅に負担を軽減できるんです。

決してダメージがゼロになる訳ではないですよ!

軽減する事が出来るだけなので、既に髪がダメージでボロボロの人でもコレを使えば大丈夫!って訳じゃないですよ。

オラプレックスはトリートメントにも、パーマにもカラーにも何にでも使えます。

髪に負担のかかるメニューは全てに組み合わせて使って欲しいと思います。

特にブリーチなんかには絶対一緒に使って欲しいと思います。

ただ・・・無料ではないですが・・・。

当店だと+1000円頂きます。

だって本当にびっくりするくらい高い薬なんですもん。

これでも安い方だと思います・・・きっと・・・。

ちなみにハリウッド女優のジェニファー・ロペスやグイネス・パルトロウらもオラプレックスを使用して髪を染めてるらしいです。

これは本当に超一押しです。

あまりお客様が使用と未使用の効果を比べる事が出来ないので、実感しにくいメニューにはなるのですが、都内などの有名店では絶対に使っていますし、特にカラーの専門店などでは今ではマストの薬剤になってます!

そんなオラプレックスを使用してハイライトを入れていきました!

オラプレックス ハイライト DAF茅ケ崎

じゃん!いきなり完成!

間の写真は全て撮り忘れました。

忘れたと言うよりも、そもそも写真を撮る暇があったら作業を進めて方が良いに決まってます。

HAIRDRESSERS DAF は僕一人でやってる美容室なので、そんなに遊んでる暇がありません。

もうテンテコ舞いです。

なので途中の過程の写真はごめんなさい。

ハイライトに使ったアルミホイルを外してシャンプーをします。

シャンプーが終わったら、次は髪のダメージレベルに合わせて不足してるタンパク質などを髪に補充をしてあげます。

これは髪の痛み(毛先➡︎ダメージ大・根元➡︎ダメージ小)によって、毛髪内部の成分の密度が違ため、カラー剤の反応が不均一になってしまうために外部から同じような成分を補充してます。

美容師は前処理とかプレトリートメントなんて呼ぶ施述なのですが、たまに痛みを軽減するための処理だと勘違いしてる人もいますが、基本的には薬剤の反応を均一にしパーマであれば掛かりムラを無くすため、カラーでは根元から毛先まで均一に発色させるためにしています。

そしてもちろん『オラプレックス』も使ってますよ!

あっ ちなみにオラプレックスは何回使っても+1500円でやってます!

今回はブリーチとカラーの時の2回ですね。

2回使っても1500円です。

もちろんダブルカラーなどで、ブリーチを例えば3回してカラーを1回の4回使っても、オラプレックス代は1500円で大丈夫です。

もちろんブリーチやカラーは回数によってお代を頂く事になります。

よろしくどうぞ。

成分を補充しオラプレックスで髪の下地を作ったら次は上からカラー剤を乗せていきます。

今回使用したカラー剤は『エドルカラー』って言う薬剤を使用しています。

当店では透明感が特徴の『イルミナカラー』と、グロッシーな発色が特徴の『エドルカラー』を使用しています。

今回はママさん世代でハイライトは入っているけど、雰囲気は派手にしたくないのでツヤ感がとてもよく、そしてシットリとした質感に染める事が出来る『エドル』をチョイスしました。

『イルミナ』は透明感がとてもあり、そしてふわっとした淡い発色が特徴なのです。

可愛い雰囲気を作りたかったら『イルミナ』って感じです。

この辺の薬剤のチョイスはしっかりと相談の上決定しました。

アッシュ系やグレージュ系か凄く迷ったのですが、今回はごくごく普通にブラウン系で全体に色を入れてみました。

トレンドやちょっと珍しい色を試したくなりがちですが、王道のブラウンは僕も大好きな色味です。

ちょっと暗めにトーンダウンさせても大人な雰囲気でカッコ良い感じになりますし、明るめに色を入れると底なしに柔らかな雰囲気にもなります。

迷ったらブラウン!

そして初めてハイライト+カラーをされる方も、まずはブラウン系で染める事でまずは自分の中の基準を作っておくと良いと思います。

次に他の色を入れた時に比べるには王道のブラウン系を知っておかないと比べようがないですからね。

今回は特に出かける訳でもなかったのでストレートヘアーにしましたが、巻いたりするとより立体感が出てデザイン性が良くなりますよ。

髪へのダメージも出来る限り配慮した結果、思ったよりも良い状態で全ての工程を完了できたと思います。

ハイライトのお手入れの仕方は、毎回ハイライトを染めるたびに入れる必要はありません。

そんな事をしてると髪が傷みまくってしまいます。

髪が丈夫な方は平気な場合もありますが・・・。

とりあえずハイライトの頻度は普通のカラーで根元のリタッチを3〜5回に1回くらいの頻度かな?っと思います。

どの位の周期で来店するかにもよりますが・・・、とにかく毎回はする必要はありません。

この方の場合4〜6ヶ月に1回くらいの頻度でハイライトを入れていく予定です。

ただし今回みたく全体に入れる必要もないと考えてます。

もちろん全体に入れた方が良い場合もありますが、髪へのダメージの程度や狙ったデザイン、また髪質によって施述内容は変わります。

次にハイライトをするときは表面だけに入れる予定です。

全体の4分の1程度の表面にだけ入れるだけOKだと思います。

中の方は表面の髪が被ってくるので根元が伸びてきても目立たないですし、髪へ負担をかける部分を減らしたいからです。

そしてハイライトを入れる量が少ないと当然ながら料金が安くなります。

いくらデザインが良くなってもメンテナンスにかかる費用が高くなると、維持するのが難しくなりますからお財布にも優しいです。

今回掛かった費用をザッと教えますね。

施述した内容は、

 

・ハイライト(フルヘッド) ¥7500 

・エドルカラー ¥4500 (ロング料金¥1000)

・オラプレックス ¥1500

・トリートメント ¥2500

・ブロー料金 ¥500

 

合計17500円です。

時間は210分くらい掛かったでしょうか?

まあ直ぐには終わりれません。

美容院に長くいるのが苦手な方にはキツイかも?しれませんが、1度入れれば数ヶ月はいつものお手入れだけで、ちょっとおしゃれな髪色で入られます。

次の来店時はハイライトをする必要はないので、伸びてきた根元のリタッチをするだけです。

ここまで長々と色々書いてきました。

みなさん少しでも理解できたでしょうか?

手っ取り早いのはやっぱ担当の美容師さんに聞く事ですw

ハイライトだけでも沢山の手法がありますし、逆に筋状に暗くするローライトってのもあります。

またインナーカラーなんて呼ばれる染め方や、グラデーションを付けて染める事もあります。

美容師さんはみなさんのそんな相談を実は待っているのですよ!

正直言いますと技術的な引き出しがあっても、お客様からオーダーを頂かないと引き出しを開ける機会がありません。

こちらから進める場合もありますが、もちろん料金が発生するため押し売りぽくなってしまうのを嫌い、本当はおすすめしたけどなかなか言い出せない訳です。

ハイライトは若い世代の方だけではなく、ミドル世代からお婆ちゃん世代にも是非おすすめです。

デザインの仕方で色々な雰囲気を作る事が出来るので、気軽に相談してもらえればきっと面白い事が起きるかな?と・・・。

以上で〜す!

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